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「お菓子選ぶ母の意向」

中国の母親は図1の通り腸活、ミネラル、免疫力、脳によい等、子供の体や健康を気遣っています。この要素は数字がされておらず、感じ取ることが多いと思います。実際、商品を選ぶ時には図2の通り、オーガニックなどの天然系、栄養成分の組合せに注目して商品を選んでいます。それ以降にブランドにも注目していますが、オーガニックに比べれば大幅に低い数字です。中国の子供向けお菓子に有力な総合ブランドが存在していないのも原因ではないかと思います。

※データ”2019年子供向けお菓子市場調査白書”より抜粋

「母親世代別の嗜好性」

中国の1~3線都市(都市部人口が100万人以上の都市)の母親がオンラインで購入した、子供向けお菓子ランキングTOP5(図3)を整理してみました。母親の好みを覗いて見ると、80年代生まれは天然の食品を好み、90年代生まれは加工食品を好む傾向があります。筆者の経験からすると80年代生まれの子供にはお菓子の選択肢が少なく、焼き芋や、クルミなど地元の農作物しかなく、加工食品のお菓子が普通に変えるようになったのも1990年頃からでした。親の子供時代の経験も影響すると思いますので、次の世代の母親は加工食品にもっと馴染みやすいのではないかと思います。

※データは「2021子供向けお菓子消費洞察報告」よりの抜粋

図1 お菓子から求めるもの

図2 注目ポイント

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図3 1~3線都市 母親の購入TOP5 子供向けお菓子ランキング

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「子供向けお菓子の情報源」

子供向けお菓子の情報の入手は図4の通り、知人の推薦が圧倒的に高いです。これは中国の特徴の一つですが、全般的に医師などの専門家の信頼度が低く、そのため新米ママは知人の助けを求める傾向が強くなります。特に自分の家族、親戚の経験に頼ります。

ネット社会になり色々な情報をネットから得られるようになっていますが、子供については冒険が出来ないので、信頼のおける周囲からの情報を求めていると思います。

※データは”2019年子供向けお菓子市場調査白書”より抜粋

中国食品の安全性は消費者に信用されていませんので、母親の子供向けお菓子の選択は日本と比べると特に慎重だと感じます。筆者の日本での子育て経験から言うと、お菓子を選ぶ時の着目点はまずブランドです。栄養成分などはあまり気にしたことがなく、知人の口コミよりも医師や栄養士など専門家の意見を重用します。子供向けお菓子のマーケティングにおいては、中国は日本に遅れたステージにあるのではないかと感じでいます。

図4 情報源

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スーパーでの親子

COLUMN

中国の子供向けお菓子マーケット

Sep. 2021

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スーパーでの親子
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